VW『ID. Buzz』、商用車に59kWhバッテリーの入門仕様を欧州で追加…685万円から

VW『ID. Buzzカーゴ』の59kWhバッテリー仕様
VW『ID. Buzzカーゴ』の59kWhバッテリー仕様全 4 枚

フォルクスワーゲンは、電気商用車『ID. Buzzカーゴ』に、欧州で59kWhバッテリー仕様を追加すると発表した。この新モデルは、同社の電気バンラインナップに加わる最新のエントリーモデルとなる。

年内に日本導入も予定されているVW『ID. Buzz』

このID. Buzzカーゴの59kWh仕様は、2025年春の発売を予定しており、3月5日から予約受付を開始した。英国での価格は3万5960ポンド(約685万円)からとなっている。

59kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、WLTPモード走行で200マイル(約320km)の航続距離を実現。急速充電では最大165kWの充電が可能で、バッテリー残量5%から80%まで30分で充電できる。

積載容量は他のID. Buzzカーゴモデルと同様に最大3.9立法mで、2枚のユーロパレットを横向きに積載可能。170hpの後輪駆動モーターを搭載し、692kgの積載重量と1000kgのけん引能力を持つ。

装備面では、LEDヘッドライト、3人乗りフロントシート(運転席ヒーター付き)、前後パーキングセンサー、12.9インチタッチスクリーンのインフォテインメントシステムなどが標準装備される。

この59kWhバッテリー仕様の投入により、フォルクスワーゲンは電気商用車市場でのラインナップを拡充し、より幅広い顧客ニーズに対応する姿勢を示している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. RAYSからコスパ最強シリーズ「RSS」が爆誕!“各車種専用設計”でもうホイール選びは迷わない、冬も夏も即戦力だPR
  4. BMW『X5』次期型のデザインが判明! トヨタと共同開発の水素エンジンなど搭載
  5. デザインを4割が評価、読者の感情:スズキ『クロスビー』改良新型…価格上昇に戸惑いも
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る