アーマーテックでフロントガラスを守る! パトカーや消防車にも採用される理由とは?…IAAE 2025

ARMORTEC(アーマーテック)…IAAE2025
ARMORTEC(アーマーテック)…IAAE2025全 18 枚

国産ガラス保護フィルムを展開する「ARMORTEC」(アーマーテック、総販売元:エスアンドカンパニー)が、2月26日から28日に東京ビッグサイトで開催された第22回国際オートアフターマーケットEXPO2025に出展した。

クルマのボディを守るプロテクションフィルム(PPF)が普及する昨今、フロントガラスを保護するPPFとして注目されているのがアーマーテックだ。

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フロントガラスは、走行中の跳ね石などで破損する危険をはらんでいる。高速道路などの走行はもちろん、アウトドアレジャーに出かけることが多いユーザーにも要注意ポイントだ。万が一ガラスが破損してしまうと補修が必要で、さらに破損の程度によってはフロントガラス交換となってしまい思わぬ出費になることもある。

そんな危険を未然に防いでくれるのが、アーマーテックだ。このフィルムは保護性能を高めた点が最大の魅力。同時にフロントガラスへの施工なので、透明度の高さも必須だ。

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そこで両方の性能を高いレベルでクリアするためにPET素材(PETボトルでも用いられてる硬質プラスチック)を採用した点が独特。同社のデモではアーマーテックを施工したガラスにポンチを使って衝撃を加えても、ガラスが割れることは無くフィルムにわずかにキズが付く程度に抑えられることが実証されている(筆者も実際に実演を目の前で体験して驚いた)。たかがフィルムと侮ることができない、高い強度を誇っているアイテムなのがわかるだろう。

さらにPET素材による防御性能/視界のクリアさに加えて、アーマーテックののもうひとつの特徴がガラス面にフィルムを貼り付ける際の糊の技術だという。ガラス面にフィルムを貼り付ける際に用いる糊が特殊なもので、均一に糊が広がりムラなどを発生させることが無い高い技術力を備えているのだ。この糊の性能の高さもフィルムを貼った後の透明性を高めている理由のひとつになっている。

ブースでは一般的なポリウレタン(TPU)による保護フィルムとアーマーテックのウィンドウ・プロテクション・フィルムの違いを解説していた。ポリウレタン素材のフィルムはウロコやゆず肌状の濁りが出やすい傾向にあるが、アーマーテックのフィルムは透明度の高さも群を抜いていることをアピール。もちろんアーマーテックは車検にも適合する透過率や歪みの少なさも備えているので安心して使える。

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すでに幅広い分野でその性能は認められるアーマーテックは、埼玉県警のパトカーや東京消防庁の消防車両に正式採用されるなど、その高い性能が評価されているのがわかる。また周辺パーツを含めた補修部品が手に入らず、ガラスの破損時には交換が難しいクラシックカーなどでも注目されているアイテムとなっている。

しかしアーマーテックはPET素材を用いている点などから、施工に技術力が必要になる。そこでアーマーテックの総販売元であるエスアンドカンパニーでは、フィルム施工の講習会を実施することで技術サポートも実施している。

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さらに新しいビジネスパートナーの参入を促す意味からも、フィルム施工キットを用意。まずはこのキットがあれば、アーマーテックの施工がはじめられるスターターキットになっているので、新たにビジネスとしてスタートさせたいと思っている販売店などにはぴったりの内容となっている。

フロントガラスをフィルムで保護するというアーマーテック、国産フィルムならではの高い性能で愛車の弱点でもあったフロントガラスをスマートかつ高品質にプロテクションしてくれる。

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《土田康弘》

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