トヨタ『クラウン』第4のモデル「エステート」発売 HEVとPHEVを設定、635万円から

トヨタ クラウンエステート HEV(プロトタイプ)
トヨタ クラウンエステート HEV(プロトタイプ)全 26 枚

トヨタ自動車は13日、『クラウン』シリーズ第4のモデルとなるSUV『クラウン(エステート)』を発売した。ハイブリッドとプラグインハイブリッドをラインアップし、価格は635万円から。

エステートは、ダイナミックな造形や、仲間や家族とのアクティブライフを楽しむことができるユーティリティを追求した「大人のアクティブキャビン」とトヨタは説明する。ボディサイズは全長4930mm、全幅1880mm、全高1625mmの堂々としたサイズ。

トヨタ クラウンエステート HEV(プロトタイプ)トヨタ クラウンエステート HEV(プロトタイプ)

GA-Kプラットフォームを活かした伸びやかなキャビンが特徴で、フロントマスクはクラウンシリーズと共通の意匠としながらバンパー一体型フロントグリルを導入し個性を演出。上から下にメッシュパターンが変化するデザインで洗練さを表現した。水平基調のデイライトランプを採用したハンマーヘッドフェイスや、バックドア面に配した一文字のリヤコンビネーションランプがワイド感と先進性を強調する。

インテリアはクラウンシリーズ共通の「アイランドアーキテクチャー」を採用。メーター・ディスプレイを水平に配置し、視線移動を最小限にとどめるデザインとすることで運転操作に集中でき、長距離移動も苦にならないようなドライバー空間とした。またビンテージ調の「雲柄」をサドルタンとグレイッシュブルーのトリム部分にあしらい上質な空間に仕上げている。

トヨタ クラウンエステート HEV(プロトタイプ)トヨタ クラウンエステート HEV(プロトタイプ)

ボディカラーは、モノトーンカラー5色とバイトーンカラー5色を設定。PHEV専用色として「プレシャスメタル」と「マッシブグレー」のバイトーンカラーを用意する。

ラゲージスペースは通常時に570リットル、リヤシート格納時に1470リットルの荷室容量を確保。後席折りたたみ時には長さ2mの完全フルフラットスペースを生み出す新機構「ラゲージルーム拡張ボード」をトヨタとして初めて装備し、レジャーやアウトドアなど様々なシーンでの使い勝手も高めている。

トヨタ クラウンエステートトヨタ クラウンエステート

ラゲージ部には引き出し式のデッキチェアやデッキテーブルなど、フルフラットスペースの過ごし方をより魅力的にするアイテムを採用。クラウンの王冠マークをあしらっているのもポイントだ。

ストレスなく長距離移動ができる乗り味を追求するため、DRS(後輪操舵システム)に独自のセッティングを施し、AVS(電子制御サスペンション)にも減衰力の向上と摩擦低減を図る独自の設定を加えた。「ノーマルモード」、「スポーツモード」、「リヤコンフォートモード」の3つのドライブモードによる差を明確にし、ドライバーや同乗者の好みに合わせた上質で快適な走りを提供するという。

トヨタ クラウンエステートトヨタ クラウンエステート

「リヤコンフォートモード」は後席の乗り心地に特化したモードで、専用のDRS制御とAVS制御により、後席だけでなく全席で揺れの少ないストレスフリーな乗り心地を実現している。

パワートレインは2.5リットルハイブリッドシステムと、2.5リットルプラグインハイブリッドシステムを設定。プラグインハイブリッドは大容量リチウムイオン電池を組み合わせ、EV走行距離89kmを実現している。

価格はハイブリッドの「ESTATE Z」が635万円、プラグインハイブリッドの「ESTATE RS」が810万円。いずれも4輪駆動のE-Fourとなっている。

トヨタ クラウンエステート PHEV(プロトタイプ)トヨタ クラウンエステート PHEV(プロトタイプ)

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 史上最強のVW『ゴルフGTI』、6月20日デビューを予告
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 宮崎「シーガイア」にサーキットがオープン! セグウェイの「電動ゴーカート」を日本初導入
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る