日産の内田社長、就任当時の記事まとめ 2019年10月

東風汽車有限総裁、日産専務執行役員の内田氏(当時)
東風汽車有限総裁、日産専務執行役員の内田氏(当時)全 20 枚

退任が発表された日産自動車の内田誠社長。『レスポンス』で内田氏の社長就任を初めて報じたのが2019年10月08日だった。それから1年間、当時の新社長がどう報じられたか振り返ってみよう。よく読むと示唆に富んだフレーズが見つかる……。



日産自動車は10月8日、同日開いた取締役会で次期社長兼CEOに中国の合弁会社である東風汽車有限の総裁を務める内田誠専務執行役員(53歳)を任命することを決議したと発表した。同時に、三菱自動車工業のCOOであるアシュワニ・グプタ氏(49歳)を代表執行役兼COOに、日産の専務執行役員である関潤氏(58歳)を執行役副COOに任命することも決議した。





経営の混乱が続く日産自動車が、役員報酬をめぐる不当受給問題で西川廣人社長兼最高経営責任者(CEO)の辞任を発表してからほぼ1か月。社外取締役らで構成する「指名委員会」が当初10月末をめどに決定する予定だった後任人事について、昨夜、突如“前倒し”で発表した。






東京モーターショー2019(主催・日本自動車工業会)が、東京ビッグサイトやお台場周辺で明日10月24日に開幕する(一般公開は25日)が、きょう23日は、国内外の報道陣向けに自動車メーカーなどの出展企業によるプレスカンファレンスが行われる。中でも、トヨタ自動車の展示ブースでは午後1時半から生中継で、豊田章男社長のメッセージをYouTubeでネット配信もするという熱の入れようだ。






昨年11月のカルロス・ゴーン被告の逮捕後、経営の混乱が続いた日産自動車だったが、12月1日付で社長兼最高経営責任者(CEO)に内田誠・専務執行役員が就任し、ようやく新しい経営体制がスタートした。






日産自動車の内田誠社長兼CEOは12月2日、横浜市の本社で就任後初の記者会見を開き、同社の大きな課題が企業文化にあるとし「経営層と社員が意見を言い合える、反論が許される企業風土をつくっていきたい」と表明した。






日産自動車の内田誠社長兼最高経営責任者(CEO)が就任後初の記者会見を行った。お披露目の演出も異色だが、きょうの読売は1面のほか、総合面、さらに経済面にも関連記事を掲載、東京は社説のテーマにも取り上げており、新社長のデビュー会見としては異例の扱いである。






日産自動車は2月13日、2020年3月期の第3四半期(4~12月期)連結決算を発表した。米国での販売再建による台数減や為替の円高などで営業利益は前年同期比82.7%減の543億円と大幅な減益になった。通期予想は第2四半期時点に続いて下方修正した。第3四半期のグローバル販売は、6%減の369万7000台だった。





日産自動車は2月18日に横浜市で臨時株主総会を開き、2019年12月に社長兼CEOに就任した内田誠氏(53)ら4人を取締役に選任した。今回の取締役選任は19年12月の新経営体制発足や、ルノーのCEOだったティエリー・ボロレ氏が同年11月に日産取締役を辞任したことによる。






「業績の改善が見えなくなった場合は、私をクビにしてください」---。経営再建への道筋が不透明のなか、昨年12月に就任したばかりの内田誠社長兼最高経営責任者(CEO)にとっては”洗礼”となった日産自動車の臨時株主総会。






日産自動車は4月1日、2020年度の入社式を開いた。新型コロナウイルスの感染拡大により、横浜市の本社ギャラリーから内田誠社長がオンライン中継で新入社員の質問に答えるなど「バーチャル入社式」とした。式は入社2年から4年の社員9人がプロジェクトを組んで企画した。一堂に集合できない式となったため「人は集まらなくても想いは集まる」とのテーマを掲げ、各職場に配属される651人(中途採用者除く)の新入社員を歓迎した。





日産自動車は5月28日、2020年3月期の連結決算をオンライン会見で発表した。北米での販売再建や新型コロナウイルスの世界的な感染拡大、更に構造改革費用を計上したことから、最終損失は6712億円と、09年3月期以来11期ぶりの赤字になった。最終損失額は、前回の赤字であるリーマン・ショック直後だった09年3月期の2337億円から3倍近くに膨らんでいる。






日産自動車の内田誠社長は5月28日に、オンラインによる記者会見を開き、経営再建策となる2020年度から23年度まで4か年で取り組む「事業構造改革計画」を発表した。計画について内田社長は「過度な販売台数の拡大は狙わずに、収益を確保しながら着実な成長を果たしていく」と指摘。






インドネシアやスペインの工場閉鎖に伴う減損処理の「引当金」などを計上したとはいえ、瀕死状態だった20年前に逆戻りしたほどの巨額赤字にはびっくりする。日産自動車が発表した2020年3月期連結決算は、純損益が6712億円の赤字。





日産自動車の内田誠社長は、2020年3月期業績が大幅な最終赤字となり、期末配当を無配としたことや、事業構造改革を実行する経営責任を明確化するため、役員報酬をカットすることを明らかにした。






日産自動車は7月28日、2021年3月期の第1四半期(4~6月期)連結決算を発表した。新型コロナウイルスの影響などで営業損益は1539億円の赤字(前年同期は16億円の黒字)となった。通期の営業損益も4700億円の赤字(前期は405億円の赤字)と大幅な悪化を予想した。






俗に言う「座右の銘」とは、常に自分の心にとどめておいて、戒めや励ましにする言葉のことだが、日産自動車の内田誠社長兼最高経営責任者(CEO)であれば、その言葉は「覚悟」ではないだろうか。経営再建に取り組む日産自動車が発表した2021年3月期の連結決算見通しでは、最終利益が6700億円の赤字になる見込みだという。






日産自動車(Nissan)は10月28日、『フェアレディZプロトタイプ』に、同社の内田誠社長兼CEOが試乗する映像を、公式サイトを通じて公開した。フェアレディZプロトタイプは、日産を代表するスポーツカー、『フェアレディZ』の次期型を示唆したプロトタイプだ。50年に渡る歴史を持つフェアレディZの伝統と、現代的な雰囲気を組み合わせた新しいスポーツカーを目指している。


《高木啓》

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