「推しはどっち?」スズキのデュアルパーパス『DR-Z4S』&スーパーモト『DR-Z4SM』日本初公開…大阪モーターサイクルショー2025

スズキ DR-Z4SM(大阪モーターサイクルショー2025)
スズキ DR-Z4SM(大阪モーターサイクルショー2025)全 19 枚

21日に開幕した「大阪モーターサイクルショー2025」、スズキが日本初公開をおこなったのは、2024年のミラノショーでサプライズ発表され、「DRの復活」として話題となった『DR-Z4S』『DR-Z4SM』だ。

会場ではまたがり試乗が可能なモデルも用意され、多くのファンが注目している様子がうかがえた。

スズキ DR-Z4SM(大阪モーターサイクルショー2025)スズキ DR-Z4SM(大阪モーターサイクルショー2025)

2000年に登場した『DR-Z400S』を先祖に持つDR-Z4S/SM。シンプルかつ機能美が追求されたスタイリングに、最高出力38ps、最大トルク37Nmを発揮する398cc単気筒4バルブDOHCエンジンを搭載。スズキの最新電子制御「スズキ インテリジェント ライド システム(S.I.R.S.)を採用し、ライダーの好みや走行シーンに合わせた走りを実現する。さらに、トラクションコントロールシステム(STCS)には、オフロード走行に最適なGモード(グラベル)が設定されている。

DR-Z4Sの開発コンセプトは「Ready 4 Anything」。オンロード、オフロードを問わずライダーをどこへでも連れて行ってくれる能力があることを意味している。そしてスーパーモタードタイプのDR-Z4SMは「あなたの道。あなたの遊び場。」をコンセプトとし、「ライダーの自信をまったく新しいレベルに高める、忠実なパフォーマンスと自由度を提供する」モデルとなっている。

スズキ DR-Z4S(大阪モーターサイクルショー2025)スズキ DR-Z4S(大阪モーターサイクルショー2025)

DR-Z4SとDR-Z4SMの大きな違いは、ホイールサイズの違いからくるディメンション。DR-Z4Sが前21インチ、後18インチなのに対して、DR-Z4SMは前後ともに17インチ。タイヤはSがデュアルパーパスタイヤ、SMがオンロードタイヤとなっている。

今回は海外仕様としての参考出品で、発売時期や詳細なスペックなどは未発表。だが、展示車両の中には「ローシート仕様」も用意されており、日本向けの準備が整いつつあると見てよいだろう。

スズキ DR-Z4Sのローシート仕様(大阪モーターサイクルショー2025)スズキ DR-Z4Sのローシート仕様(大阪モーターサイクルショー2025)

先行して投入された北米では価格も明らかになっており、DR-Z4S、DR-Z4SMともに8999ドル(約136万円)となっている。日米で販売される他モデルとの価格差、為替レートを鑑みるに100万円を下回る、90万円台後半が有力とみられている。

スズキは「スズキオシフェス」を出展テーマとし、来場者がスズキ車の魅力に触れることで 「スズキ推し」になるようなワクワクするブース展示をおこなう。発表されたばかりの2025年最新モデルが目白押しだ。

《宮崎壮人》

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