21日に開幕した「大阪モーターサイクルショー2025」で、カワサキは最新の2025年モデルを一挙公開。ブースの中でも最も目立つ1台が、発売を間近に控えた荒い粒子のラメがギラギラと輝くグリーンメタリックの『Ninja 1100SX SE』だ。
カワサキは10日に、Ninja 1100SXとNinja 1100SX SEの2025年モデルを3月29日に発売すると発表していた。

Ninja 1100SXは、熟練のソロスポーツライダーが求めるNinjaシリーズのスピリットを受け継ぎながら、仲間たちと旅を楽しむことが出来るスポーツツーリング性能を持ち合わせるのが特徴。トラクションコントロールやクルーズコントロールなど、ライディングシーンで求められる、さまざまなテクノロジーを搭載する。
1098ccの水冷4ストローク並列4気筒エンジンは最高出力136ps、最大トルク113Nmを発揮。低中速域のパフォーマンスを向上させている。カワサキクイックシフター、USB Type-Cポート、グリップヒーター、ETC2.0など、ツーリングに嬉しい快適装備を標準装備。音声コマンド機能を備えたスマートフォン接続機能を追加。ナビゲート機能も新搭載した。

そして2025年モデルの目玉といえるのが、新追加されたスペシャルエディションモデルのNinja 1100SX SEだ。
Ninja 1100SXがもつ基本性能・装備に加え、ブレンボ社製フロントブレーキディスクとM4.32キャリパー、ステンメッシュホースのブレーキホースを採用、リヤサスペンションにはフルアジャスタブル調整機能を有したオーリンズ社製S46リヤサスペンションを搭載、サイドカウルには「1100SX」の立体エンブレムを装着するなど、特別装備が追加されている。

ボディカラーはSE専用色の「エメラルドブレイズドグリーン×メタリックディアブロブラック」だ。アメリカンな匂いすら感じさせる展示車両は照明を反射し、会場でも一際目立つ存在となっていた。
価格は198万円。標準モデルのNinja 1100SXは177万1000円となっている。
