「飲んだら乗れない」社会実現へ、アルコール・インターロック機能を東海理化とGMSが開発

「飲んだら乗れない」社会実現へ、Global Mobility Serviceが東海理化と資本業務提携契約を締結
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自動車の遠隔起動制御システムを活用したプラットフォームサービスを世界展開するGlobal Mobility Service(以下GMS)は、東海理化と資本業務提携契約を締結したと発表した。両社は「社用車向けアルコール・インターロック機能」を共同開発する。

アルコール・インターロックとは、運転者の呼気からアルコールを検知した場合に車両の起動を遠隔で制御する画期的なシステムだ。これにより、「飲んだら乗れない」社会の実現を推進し、飲酒運転の根絶に貢献することが期待される。

今回の提携において、GMSは東海理化に対して技術提供を行い、「MCCS」のアルコール・インターロック用途における独占使用権を締結した。両社は、GMSが持つMCCSやMSPFによる遠隔制御技術と、東海理化が持つ自動車部品製造の高い品質技術を融合させる。

この協業により、東海理化が開発する社用車管理システム「Bqey(ビーキー)」の性能向上及び販売強化と、新たな遠隔起動制御商品の共同開発を推進することを目的としている。

GMSと東海理化は、この提携を通じて、より安全で安心、そして快適なモビリティ社会の実現に貢献していくとしている。

《森脇稔》

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