洗練とパフォーマンスの融合…ADVANスポーツV107が導く理想のドライブ

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YOKOHAMA ADVANスポーツV107 × TOYOTA クラウンクロスオーバー
YOKOHAMA ADVANスポーツV107 × TOYOTA クラウンクロスオーバー全 22 枚

春が近づき、このところようやく暖かくなってきて、日中薄着をする日が増えている。となると服のコーディネイトが変わり、アウターを脱いで歩く時はパンツの生地やカラーも春夏用を選ばなくてはならない。春っぽくアースカラーを取り入れたりと上下の“合わせ”は重要だ。

装着時のパフォーマンスを重視することで選択肢が広がる

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クルマとタイヤの関係もそうで、スタッドレスから夏タイヤへ切り替える時期が来た。もちろん住んでいる場所でそのタイミングはまちまちだが、そんな季節である。乗っているクルマに合わせて、エコタイヤ、SUV用タイヤ、パフォーマンスタイヤへの衣替えだ。ただ、最近カテゴリーはあるものの、それぞれのタイヤのスペックが上がり、いろんなシーンでの許容性が高まっている。

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なので、「このクルマにはこのタイヤ」と言うセオリーをあえて外すのもいいかもしれない。ファッションで言えばフォーマルなジャケットにダメージデニムを合わせるような。それでそれぞれのパフォーマンスがアップすれば、そんな選択もOKと思わせる。

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今回ADVANスポーツV107をトヨタ『クラウンクロスオーバー』に履かせて走っているとそんなことが思い浮かんだ。イメージ的にはパフォーマンスカー向きのこのタイヤも、もっと幅広いジャンルのクルマで楽しめるのではないかと。そう感じたのは操縦安定性の高さからくる安心感。試乗では都内の一般道、高速道路、箱根のワインディングを走らせたが、終始安定した走りを見せてくれた。

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箱根の山の中は雨で、路肩にはまだ雪が残っていたが、それにも動じずにドライ路面と違わないグリップ感をウェットでも体感させる。コーナーではフロントタイヤの接地感が強く、ステアリングへのフィードバックもある。もちろん絶対的な速度域は落ちるが、信頼を持ってステアリングを切っていけるのは確かで想像以上に雨に強い。

トータルパフォーマンスに優れたトレッド設計が走りを楽しくする

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このパフォーマンスの高さはトレッドからも読み取れる。ショルダー部分のパターンはコーナーに強そうだし、幅の広いストレートグルーブは水捌けを良くする。それに横剛性の高さもそう。コンパウンド下のベルト部分の素材に手を加え剛性アップを図った。タイヤ自体を幅広にしたのはここ数年の彼らの流儀。接地面を広く取って面圧を一定にすることで安定性を生み出している。そして、このタイヤの注目すべき点は対応モデルの多さだ。18から24インチまであり、SUVサイズにも対応している。

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サイドに「SUV」の文字が入っているのがそれで、試乗車のクラウンクロスオーバーにも刻印されていた。つまり、イメージ的には背の低いタイヤ用だが、それにとどまらず、SUVやクロスオーバーなど幅広く装着することができる。最近はプレミアムSUV用タイヤのジャンルもあるが、サイズが合えばこのタイヤを履くのは大アリだと思う。“走り”の部分で突出したパフォーマンスを得られるはずだ。

“欲しい性能”を見つけてタイヤを選べば満足感も上がる

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では、より乗り心地と快適性を重視するのであればどうするのかだが、その場合はADVAN dB V553を指名買いするといい。こちらは乗り心地がよく静粛性が高いという特長がある。

実は前述した都内から箱根のルートをADVANスポーツV107とADVAN dB V553で乗り比べたことがある。試乗車も同じクラウンクロスオーバーで。さらに言えば、路面状況も偶然一致。一般道はドライ、高速道路での移動途中から雨が降り出し、箱根に着いた頃にはウェット状態になっていた。

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その時の印象を比較すると、ADVANスポーツV107はやはりワインディングできらり光るものを感じた。安定のグリップ力は先に記した通りで、ソフトな乗り味のクラウンクロスオーバーをスポーティに変える。このクルマの潜在能力を引き出すといったところだろう。

これに対しADVAN dB V553は心地良い乗り心地が光る。高速道路は特にそうで、フラットライドをキープした。それに路面からの入力に対するあたりはソフトで衝撃は少ない。それこそクラウンクロスオーバーのようなそもそも足の柔らかいクルマとのマッチングは良さそうだ。助手席はもちろん、特にリアシートからの評価は高いだろう。

さらに言えば、ADVAN dB V553は“デシベル”の名前からもわかるように静粛性が良い。以前EV走行をした時にそれを体感したが、一般的にロードノイズと呼ばれる長い周波数の低い音をかなり消してくれる。転がり抵抗の低さとトレッドパターンでそれをクリアしたのだろう。BEVでもPHEVのEV走行モードでも、これは大きなメリットとなる。

それでいてADVAN dB V553は快適重視で一点突破なのかと言えばそんなことはない。パフォーマンス面の高さもしっかり備えているのでご心配なく。ラグジュアリーな2ドアクーペを大人っぽく乗るのにこんな選択もありとなる。あえてのタイヤ選びが新たな発見を生み出しそうだ。

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と言うことで、クルマのカテゴリーも当然関係するが、どうクルマを使いたいかでタイヤを選んではどうだろう。ADVANスポーツV107の操縦安定性の高さやハンドリングの楽しさを知ってもらい、もっと幅広いカテゴリーのクルマユーザーに選んでもらっていいと思う。なぜなら箱根からの帰り道、行きは硬めに感じた乗り心地が少ししなやかさを表し始めたからだ。助手席でそれを感じたのだから間違いない。ADVANスポーツV107はスポーティに特化しているが、その懐はまだまだ深そうである。

操縦安定性の高さやハンドリングの楽しさを感じるADVANスポーツV107の詳細情報はこちら

《九島辰也》

九島辰也

九島辰也|モータージャーナリスト 外資系広告会社から転身、自動車雑誌業界へ。「Car EX(世界文化社 刊)」副編集長、「アメリカンSUV(エイ出版社 刊)」編集長などを経験しフリーランスへ。その後メンズ誌「LEON(主婦と生活社 刊)」副編集長なども経験する。現在はモータージャーナリスト活動を中心に、ファッション、旅、サーフィンといった分野のコラムなどを執筆。また、クリエイティブプロデューサーとしても様々な商品にも関わっている。趣味はサーフィンとゴルフの“サーフ&ターフ”。東京・自由が丘出身。

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