日産『リーフ』新型はSUVクロスオーバーになる! 2025年度に日本導入

日産リーフ新型
日産リーフ新型全 8 枚

日産自動車は3月26日、今後の新型車の投入予定を明らかにした。現チーフプランニングオフィサーで、次期社長に就任予定のイヴァン・エスピノーサ氏は「今後2年間で、電気自動車の新型『リーフ』を含む、魅力あふれる商品ラインアップを構築する」と語った。

新型車の投入計画の中で、3代目となる新型リーフが先行発表された。新型リーフは、洗練されたデザインと広々とした室内空間を併せ持つSUVクロスオーバーが開発目標とされた。

新型リーフのアーキテクチャは、『アリア』から採用された「CMF EV」プラットフォームだ。3-in-1パワートレインによる効率的なエネルギーマネジメント、優れたパッケージング、走行性能の向上を実現し、空力性能の改善と併せて、航続の大幅な改善が期待されている。北米仕様にはNACS充電ポートを搭載し、日産のEVとして初めて、テスラスーパーチャージャーネットワークへのアクセスを可能とした。

19インチのアルミホイールとパノラミックガラスルーフの採用も新型リーフのトピックスだ。

エスピノーサ氏エスピノーサ氏

新型リーフは、2025年度に米国とカナダで最初に発売され、同年度内に日本市場向けにも発売される。詳細については2025年半ばに発表される予定だ。

日産は今後の商品ラインアップにおいて、パワートレインに対するニーズの多様化に応えるため、車種毎にハイブリッド技術(e-POWER、プラグインハイブリッドを含む)、次世代電気自動車(EV)、先進的なガソリンエンジンを設定するという。

チーフパフォーマンスオフィサーのギョーム・カルティエ氏は、「日産は市場戦略を見直し、顧客のニーズに応え、売上を成長させるため、市場毎に最適な商品戦略を導入する。パワートレインの多様化と新型車を通じて、顧客の多様な嗜好を満たす幅広い選択肢を用意する」と述べた。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る