旧車オーナーの維持費負担、部品代と自動車税が重荷に…旧車王が調査

ポルシェ 911 SC3.0 タルガ(参考画像)
ポルシェ 911 SC3.0 タルガ(参考画像)全 7 枚

旧車に特化した買取サービス「旧車王」を運営するカレント自動車は、旧車に興味のある100人を対象に、旧車の維持費に関するアンケートを実施した。

調査結果によると、旧車オーナーが最も負担に感じているのは「部品代(修理・交換)」で22.3%を占めた。次いで「自動車税」が20.1%、「車検」が18.8%と続く。自動車税は新規登録から13年を超えると高くなる。これが、旧車オーナーにとって、重荷になっている様子がうかがえる。

調査では、旧車の利用頻度として「月に数回」が最も多く31%を占め、1ヶ月あたりの平均走行距離は「100km未満」が半数を占めた。これらの結果から、旧車は日常的な移動手段というよりも、趣味や特別な用途で利用される傾向が強いことが示唆される。

所有する旧車の製造年では「1990年代」が最多の38%で、比較的新しい旧車を所有する層が一定数存在することがわかった。これらの車両は、旧車としての価値だけでなく、日常的な使用にも対応できる性能を備えていると考えられる。

《森脇稔》

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