カスタマイズ費用が3年で「25万円増加」、平均78万円になった理由…ホンダアクセス調べ

モデューロのテールゲートスポイラー付シビックe:HEV(参考)
モデューロのテールゲートスポイラー付シビックe:HEV(参考)全 2 枚

ホンダアクセスは、20歳から69歳の自動車カスタマイズ経験者1000人を対象に「クルマのカスタマイズに関する調査2025」を実施し、その結果を発表した。

調査結果によると、カスタマイズにかけた費用の平均は78万1000円で、2022年の調査から25万1000円増加した。そして自動車カスタマイズへの投資額が増加傾向にあること、若年層を中心に新たなカスタマイズの傾向が生まれていることが分かった。

カスタマイズの内容では、「ホイール交換」が43.8%で最も多く、「ドライブレコーダー装着」(39.9%)、「カーナビ交換」(31.2%)が続いた。男女別では、男性の方がホイール関連のカスタマイズや、マフラー交換、ステアリング交換などで女性を20ポイント以上上回った。

カスタマイズのタイプでは、「オーディオ・音響系」が33.6%で最多となった。年代別では、20代と30代で「レトロ系」カスタマイズが他の年代より人気が高く、若年層の古き良きスタイルへの関心がうかがえる。

カスタマイズの目的としては、「外観を自分好みにする」が36.6%で最も多く、「車内を快適にする」(30.2%)が続いた。男性では「運転しやすくする」「速くする・加速をよくする」といった機能面での改造が女性より10ポイント以上高かった。

これまでにカスタマイズに総額でいくらくらい使ったか聞いたところ、「50万円~100万円未満」(21.4%)に多くの回答が集まり、平均は78万1000円だった。

2022年の調査結果と比較すると、クルマのカスタマイズに使った金額(総額)の平均は、2022年の53万円から2025年は78万1000円と25万1000円の増加となった。

《森脇稔》

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