ホンダ青山ビル竣工、1985年に誕生したホンダの名車たち【懐かしのカーカタログ】

1985年に登場したホンダ車たち
1985年に登場したホンダ車たち全 16 枚

建て替え予定のホンダ青山ビルが、竣工から40年の今年、その役を終える。そこで今回は青山ビルにちなんで、同じ1985年に登場したホンダ車を当時のカタログとともに振り返ってみたい。

ホンダ青山ビルが竣工した1985年のホンダ車

◆初代クイント・インテグラ(2月)

初代ホンダ クイント・インテグラ(当時のカタログ)初代ホンダ クイント・インテグラ(当時のカタログ)

『シビック』と『アコード』との中間車種として、前身の5ドアの名を引き継ぎ“クイント”の名を残して登場。まず3ドアが2月に登場、追って5ドア(11月)、ノッチバック4ドアセダン(’86年10月)が設定された。ヤマタツ(山下達郎)の楽曲に乗せたTV-CFの爽快なシーンも印象的だった。

全車4連アルミシリンダーブロック採用の1.6リットルDOHCエンジン(2種)を搭載。60タイヤも設定。

◆3代目アコード

3代目ホンダ アコード(当時のカタログ)3代目ホンダ アコード(当時のカタログ)

キープコンセプトだった初代、2代目から一転、『アコード』と兄弟車の『ビガー』ともに、リトラクタブルライトを採用しながら大胆に生まれ変わった。アコードにはロングルーフの“エアロデッキ”も設定された。

2600mmのロングホイールベースとワイドトレッドで穏やかで上質な乗り味を実現。FF車としては世界初の4輪ダブルウイッシュボーンも採用した。後に固定ヘッドライトの“CA”、逆輸入車の“クーペ”も登場。

◆初代トゥデイ

初代ホンダ トゥデイ(当時のカタログ)初代ホンダ トゥデイ(当時のカタログ)

この『トゥデイ』は、当時11年ぶりのホンダの軽自動車として登場。1981年登場の初代『シティ』の背の高いスタイルとは真逆の1315mmの低全高とロングルーフを組み合わせ、2330mmのロングホイールベースの超合理的なパッケージングを実現。スラントした広大なフロントガラスには1本ワイパーを備えた。

550ccエンジンは31ps/4.4kg-mを発揮。CMには今井美樹を起用、楽曲には岡村孝子の「はぐれそうな天使」を採用。

◆初代レジェンド

初代ホンダ レジェンド(当時のカタログ)初代ホンダ レジェンド(当時のカタログ)

ホンダ初の3ナンバー車を含む、新たなフラッグシップモデルとして10月に登場したのがこの『レジェンド』。イギリスBL社との協同開発プロジェクトにより誕生したクルマで、当時の日本車としては最大級の2760mmのホイールベースをもっていた。

搭載エンジンは新開発のV6で、排気量は2.5リットルと5ナンバー車用の2リットルの2種でスタート。87年には2ドアハードトップ、88年にはセダンに2リットルターボを設定。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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