マレリ、マイクロレーザープロジェクターなど次世代車載技術出展へ…上海モーターショー2025

マレリの上海モーターショー2025ブースイメージ
マレリの上海モーターショー2025ブースイメージ全 2 枚

マレリは、4月23日から5月2日まで中国で開催される「上海モーターショー2025」において、自動車メーカーの市場投入を加速させるための革新的な技術を出展する。

同社は「Fast Forward. Forward Fast.」をテーマに掲げ、製品開発の迅速化と自動車メーカーの早期市場参入を支援する取り組みに焦点を当てる。

マレリのブースは4つのゾーンで構成され、最小限の製品(MVP)を通じた迅速なイノベーションから、ソフトウェア定義車両(SDV)ツール、モジュラープラットフォーム、即時導入可能な技術まで、幅広い革新的アプローチを紹介する。

マレリの上海モーターショー2025ブースイメージマレリの上海モーターショー2025ブースイメージ

中でも、Infineonと共同開発したマイクロレーザープロジェクターは、投影機能を情報表示面から分離することで、柔軟性、コスト削減、性能向上を実現する。MEMSミラーを使用した3色レーザー光源により、エネルギー消費を大幅に削減しつつ、様々な形状とサイズの曲面に対応可能な高品質な画像を提供する。

マレリは、このような革新的なアプローチにより、コンセプトからMVPまでを90日で完成させ、年間最大20件のMVPを市場検証できるという。これにより、自動車メーカーはより迅速に新技術を市場に投入し、早期に市場シェアを獲得することが可能になる。

上海モーターショーでは、他にもピクセルリアランプや水素燃料システムなど、次世代の自動車技術が多数展示される予定だ。

《森脇稔》

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