ホンダ、大型船外機6機種をモデルチェンジ…操船性向上と燃費改善

ホンダ 新型BF250搭載例
ホンダ 新型BF250搭載例全 4 枚

ホンダは、クラストップレベルの低燃費と優れた耐久性を兼ね備えた大型船外機6機種をモデルチェンジし、順次発売すると発表した。『BF150』、『BF135』、『BF115』は4月25日に、『BF250』、『BF225』、『BF200』は5月7日にそれぞれ発売される。

今回のモデルチェンジでは、2024年2月に発売されたフラッグシップモデル『BF350』のデザインコンセプト「Noble Motion Form」を継承し、高級感と上質感のあるスタイリングを採用。外装色は、ホンダのシンボルカラーである「アクアマリンシルバーメタリック」に加え、BF250とBF150には「グランプリホワイト」も設定された。

近年、北米・欧州地域を中心に大型艇でのマリンレジャーが普及・拡大しており、快適な操船性へのニーズが高まっている。日本国内においても、レジャー用途だけでなく漁業用途なども含め、幅広いシーンで操船のしやすさが求められている。

ホンダ 新型BF250ホンダ 新型BF250

新モデルでは、操船をサポートする機能として、「電子制御リモートコントロールシステム(DBW)新型フラッシュマウントリモコン」と「7インチ 大型マルチファンクションディスプレイ」を採用。これらにより、直感的な操作が可能になった。また、「トリムサポート機能」「クルーズコントロール機能」「オートマチックチルト機能」などを搭載し、スムーズで快適な航行を実現している。

エンジンの燃費性能・耐久性も向上させており、BF350で採用された排気構造や新開発のエンジン部品を一部採用することで、従来モデルより高い性能を発揮する。さらに、メンテナンス性の向上にも配慮し、フィルターの取り付けや交換時のオイル漏れを防ぐ機構を追加している。

ホンダは、これらの新モデル投入により、多様化するマリンレジャーのニーズに応え、より快適で効率的な船外機の使用環境を提供することを目指している。

《森脇稔》

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