「ハイラックス史上最高の走り」オフロード性能を強化した「GR SPORT II」が欧州で登場

トヨタ ハイラックス GR SPORT II
トヨタ ハイラックス GR SPORT II全 24 枚

トヨタ自動車は、ピックアップトラック『ハイラックス』に、トヨタGAZOOレーシングのモータースポーツでの成功経験を活かした最上位モデル「GR SPORT II」を欧州で設定すると発表した。

GR SPORT IIは、デザインとシャシー設計を大幅に進化。主な変更点として、フロントとリアのトレッドを広げ、車高を上げ、アプローチアングルを拡大することで、オフロード性能を強化した。これにより、悪天候や悪路での走行時にも安定感のある走りを実現している。

トヨタ ハイラックス GR SPORT IIトヨタ ハイラックス GR SPORT II

外観デザインは、現行ハイラックスをベースに、さらにインパクトある装備を追加。赤く塗装されたリアスプリングとダンパー、赤いブレーキキャリパー、頑丈なブラックオーバーフェンダー、新デザインの17インチブラックアロイホイールなどが特徴だ。

内装も、モデルの力強さとスポーツ性を表現した。ブラックを基調としたモノトーンのテーマに、赤いアクセントを効果的に配置している。スポーツシートには、ブラックの合成スエードとレザーを組み合わせ、シルバーのステッチと穴あき加工を施している。

トヨタ ハイラックス GR SPORT IIトヨタ ハイラックス GR SPORT II

技術面では、アプローチアングルを29度から30度に拡大し、最低地上高を323mmに引き上げた。さらに、フロントとリアのトレッドをそれぞれ135mmと155mm広げている。サスペンションシステムも改良され、新しいモノチューブダンパーの採用により、あらゆる地形での走行安定性が向上している。

エンジンは、定評ある2.8リットルターボディーゼルを搭載。204hp/150kWの出力と500Nmのトルクを発生し、6速オートマチックトランスミッションと組み合わされている。

トヨタ ハイラックス GR SPORT IIトヨタ ハイラックス GR SPORT II

トヨタは、GR SPORT IIを「これまでで最高の走りを実現するハイラックス」と位置付けている。オンロード、オフロードともに、ワイドトレッド化やハンドリング特性の向上により、安定性と操縦精度が大幅に改善されているという。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  4. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  5. ホットハッチの名車『205 GTi』の再来、『E-208 GTi』にSNS興奮!「ヤバいホイール」などデザインにも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る