東陽テクニカ、二次電池診断技術を取得…EV中古市場などで活用へ

矩形波インピーダンス法を用いた電池劣化診断・寿命予測ビジネスのイメージ
矩形波インピーダンス法を用いた電池劣化診断・寿命予測ビジネスのイメージ全 1 枚

東陽テクニカは、二次電池の劣化診断・寿命予測に関する技術資産をベンチャー企業のEC SENSINGから取得した。この技術を活用し、2026年にはパック電池の劣化診断ソリューションの事業展開開始を目指す。

EC SENSINGが独自に開発した矩形波インピーダンス法は、二次電池の現状把握に加え、寿命予測や突発不良予知が可能。測定時間の短縮やコスト低減も期待されている。東陽テクニカは今後、この技術を組み込んだハードウェアおよびソフトウェアの開発を進める。

さらに、AIを使用した二次電池診断アルゴリズムの構築も計画しており、クラウド型のデータベース統合ソリューションとしての進化を図る。これにより、データベースを活用した診断サービスの提供も予定している。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. コメリが洗車グッズの新商品を発売、撥水力2倍のカーワックススプレーなど4アイテム
  3. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  4. 背もたれに貼り付いた子どもたちの頭髪に…学術集会で議論された「ジュニアシートの適正使用」【岩貞るみこの人道車医】
  5. 『ジムニー/ジムニーシエラ』のコックピットをかっこよく進化! 簡単取付けのデジタルメーターが新発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る