低所得者層の自動車購入を支援…三井住友海上など4社、新たな債権保証サービス

三井住友海上など4社が低所得者層の自動車購入を支援するために「FinTech」で新たな債権保証サービスを開始(写真はイメージ)
三井住友海上など4社が低所得者層の自動車購入を支援するために「FinTech」で新たな債権保証サービスを開始(写真はイメージ)全 2 枚

Global Mobility Service(GMS)、イントラスト、三井住友海上火災保険、MS&ADインターリスク総研の4社は、FinTechを活用した新しい債権保証サービス「カーup応援保証」の試験運用を開始した。

このサービスは、従来のオートローン審査に通過できず自動車を購入できない約290万人の低所得者層を支援することを目的としている。GMSのIoTデバイス「MCCS」を搭載した車両の自社割賦販売に対する分割支払いの保証を行う。

具体的には、GMSが自社割賦販売を行う自動車販売店の窓口となり、「MCCS」搭載型の自社割賦事業の導入・運用支援を行う。イントラストは自動車販売店による自社割賦売掛債権に対する保証を行い、支払い不能時には代位弁済を行う。

さらに、GMSは三井住友海上とインタ総研と共同で、個人ドライバー向けの安全運転支援や防災ソリューションを推進し、事故・災害の予防や回復支援の価値を確認する。

今回の試験運用では、デフォルト率、回収フローの確立、適正価格での売却可能性を確認し、2026年中の本格導入を目指す、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. 新型ダイハツ『ムーヴ』用エントリー車高調が早くも登場! タナベ「サステックプロCR」
  5. “夏ドライブ”の快適性を上げる、便利アイテム2種5品[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る