3月1~31日に掲載されたリコール・不具合情報に関する記事について、アクセス数を元に独自ポイントで集計したランキング。最も注目を集めたのはカワサキ『エリミネーター』など4車種のクラッチレリーズシャフトの不具合によるリコール情報であった。
カワサキモータースは3月6日、『ELIMINATOR(エリミネーター)』などのクラッチレリーズシャフトついて、レバー部・シャフト部の品質不足により、クラッチ操作が不可能になるおそれがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。

三菱ふそうトラック・バスは3月6日『スーパーグレート』の原動機(リヤマウントブラケット)ついて、マウントボルトの取り付けに問題があり、ボルト脱落のおそれがあるとしてリコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。

フォルクスワーゲンは2月27日、VW『ID.4』の乗降口のドアアウターハンドルについて防水性能に不具合があり、最悪の場合意図せずにドアが開いてしまうシーンがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。

古河ユニックは3月10日、小型トラック架装用ユニックキャリアの方向指示器(作動状態表示装置)ついて、補助方向指示器の設定が不適切なため、点滅回数が変化せず、運転者が異常を認識できず、保安基準に適合しないとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。

極東開発工業は3月11日、極東開発工業が架装した「7tハイパースイング・フックロール」について、浮き上がり防止装置(ストッパ、ロックピン)が走行中に脱落し、交通の妨げになるおそれがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。

ビー・エム・ダブリュー(BMWモトラッド)は3月3日、大型バイクBMW『R18』シリーズのリバース制御ユニットついて、過熱により損傷及び火災のおそれがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。