VW、ピックアップトラック『アマロック』新型を予告…2027年から生産へ

VW『アマロック』新型のティザースケッチ
VW『アマロック』新型のティザースケッチ全 4 枚

フォルクスワーゲンは、南米市場向けの新型ピックアップトラック『アマロック』の開発と生産に5億8000万ドルを投資すると発表した。新型のティザースケッチも公開している。

新型は2027年にアルゼンチンのパチェコ工場で生産を開始する予定だ。この投資は、VWブランドのグローバル戦略の一環として位置付けられている。同社は2030年までに量産メーカーの中で世界的な技術リーダーになることを目指しており、その重要な要素として地域市場での地位拡大と市場特化型の製品開発を掲げている。

VWブランドトーマス・シェーファーCEOは、「地域の成長と現地化は、将来計画の重要な要素。この投資は、VWブランドにとって戦略的に重要な地域での地位を強化するもの」とコメントした。

新型アマロックは南米で開発・設計・生産され、南米市場向けに最適化される。一方で、既存の南アフリカでの生産パートナーシップは維持され、国際市場への供給も継続される。

アルゼンチンのパチェコ工場では、これまでに77万台以上のアマロックを生産してきた実績がある。今回の投資により、新世代モデルの要件に合わせた生産技術の導入、デジタルプロセスの最適化、エネルギー効率の向上が図られる。

VWは、この新型アマロックを通じて南米市場での競争力を高め、地域に根ざした製品戦略を推進していく方針だ。

《森脇稔》

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