ジープ、一挙7台の新コンセプトカーを発表…70年代ノスタルジーをオマージュ

ジープが7台の新コンセプトカーを一挙発表。写真はそのうちの1台「ジープ・リワインド・コンセプト」
ジープが7台の新コンセプトカーを一挙発表。写真はそのうちの1台「ジープ・リワインド・コンセプト」全 45 枚

ジープは、米国ユタ州モアブで開幕した「第59回イースターサファリ」において、一挙7台のコンセプトカーを初公開した。この年次イベントは、オフロード愛好家にとってアメリカ最大の祭典として知られている。

ジープが発表した7台のコンセプトカー(全45枚)

7台のコンセプトカーは、ジープの伝統を踏まえつつ、オフロード走行の未来を見据えたデザインとなっている。ジープブランドとジープパフォーマンスパーツ(JPP)は、これらの車両を通じて、顧客やオフロード愛好家に新しい体験を提供することを目指している。

7台のコンセプトカーは、ジープとJPPのデザイナーによるカスタムビルドモデル。

『グラディエーター』をベースにミリタリー風のクラシックな出立ちが特徴の「ジープ・コンボイ・コンセプト」、『ラングラー』にカーボンファイバーを採用した冒険仕様の「ジープ・バグアウト4xeコンセプト」、派手なネオンカラーによるノスタルジックな「ジープ・リワインド・コンセプト」、工場でテストをおこなった約40のアイテムを装着した「ジープ・ラングラー4xeブループリントコンセプト」。

一日中のアクティビティに必要なすべてのギアを搭載した究極のアウトドアアドベンチャー「ジープ・ラングラー4xeサンチェイサーコンセプト」、1970年代半ばに人気を博した伝統のトラックにインスパイアされた「ジープ・グラディエーター・ハイトップ・ホンチョ・コンセプト」、そして、1970年代後半のクラシックなジープ ホンチョのテーマとモパーのパーツを組み合わせた「ジープ J6 ホンチョ コンセプト」の7台だ。

これらのモデルは、4月18日までの期間中、イースター・ジープ・サファリ「ウォーカードラッグ」で展示される。

イベントでは、単に車両展示にとどまらず、消費者参加型のアクティビティも用意される。ジープブランドは、モアブの地でオフロード文化の中心的存在としての地位を強化する狙いだ。

さらに、ジープは全国で10コースの新しいバッジ・オブ・オナー・トレイルを追加した。このうち3つはモアブに位置しており、イースターサファリの参加者が体験できるようになっている。

《森脇稔》

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