ランボルギーニ美術館、アートと産業の融合を体現する新展示…イタリアの写真家が捉えた工場の美

ランボルギーニ美術館の新たな写真展「The Industrial Perspective」
ランボルギーニ美術館の新たな写真展「The Industrial Perspective」全 6 枚

ランボルギーニ美術館が、新たな写真展「The Industrial Perspective」を開始した。この展示会は、イタリアの写真家ルクレツィア・ロダによる工業をテーマにした作品を特集するものだ。

ランボルギーニ美術館の写真展「The Industrial Perspective」

4月15日の世界アートデーに合わせてオープンしたこの展示会は、ランボルギーニブランドの文化的な物語に新たな章を加えるものとなる。また、美術館がアート、産業、コミュニティの対話を促進する取り組みを継続していることを示している。

1992年生まれのロダは、演劇写真の経験を持ち、その独特のアプローチを工業の世界に持ち込んだ。展示される作品は、サンタガタ・ボロネーゼにあるランボルギーニ工場の新しい画像を含む「Inside Lamborghini」シリーズ(2023年)や、他のイタリアの主要企業で撮影された写真などだ。

ロダの解釈は、工場を親密で力強く、予想外の体験へと変換する。彼女の作品は、生産プロセスを単に記録するだけでなく、鋭い照明、強いコントラスト、厳密な構図を特徴とする独特の視覚スタイルを通じて解釈している。

ランボルギーニ美術館は、サンタガタ・ボロネーゼの中心に位置し、常に進化し続ける空間だ。2024年には過去最高の17万2000人の来場者を記録し、前年比26%増を達成した。

《森脇稔》

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