フォルクスワーゲンは、バンダイナムコの「パックマン チャンピオンシップ エディション」を、車載インフォテインメントディスプレイで体験できるようにしたと発表した。欧州で30万台以上の車両が対応する。
エアコンソール インカーアプリを通じて、駐車中の車両のインフォテインメントディスプレイでプレイ可能。スマートフォンがコントローラーとして機能する。
エアコンソールは、車専用に設計された世界初のゲームプラットフォーム。このアプリは、フォルクスワーゲンの車両をゲームステーションに変えることができ、インフォテインメント、サウンド、背景照明システムを含む。ゲームのラインナップは、あらゆる年齢のカジュアルプレイヤーに合わせて調整されている。

フォルクスワーゲンは、自動車メーカーで初めてゲーム体験中に車両の背景照明を動的に組み合わせることを可能にした。車内の照明がゲーム内容やプレイヤーの入力に反応することで、より没入感のある体験を提供するという。
パックマン チャンピオンシップ エディションは、1980年代に人気を博したパックマンのゲーム性を踏襲。パックマンが迷路でドットを食べ、ゴーストに捕まらないようにする。ボーナスポイントやパワーペレットのアイコンは新たに、フォルクスワーゲンの象徴的な車両のシルエットやホイールにデザインされている。
このアプリは、欧州で販売される『ID.7』、『ID.5』、『ID.4』、『ID.3』などのID.モデルや、『タイロン』、『ティグアン』、『パサート』、『ゴルフ ヴァリアント』、『ゴルフ』(2025年モデル以降)で利用可能。プレイには、フォルクスワーゲンIDユーザーアカウント、アクティブなVWコネクトプラス契約、スマートフォンのインターネット接続が必要。初回使用前にインカーショップからアプリをダウンロードする必要がある。