高齢者の運転、「同乗者あり」で事故リスク低減に効果か…東大や筑波大が共同研究

認知機能が低下した高齢運転者でも、同乗者がいると交通事故を起こしにくい可能性が
認知機能が低下した高齢運転者でも、同乗者がいると交通事故を起こしにくい可能性が全 1 枚

筑波大学、東京大学、交通事故総合分析センターの共同研究チームは、認知機能が低下した高齢運転者でも、同乗者がいると交通事故を起こしにくい可能性があることを明らかにした。

研究チームは、2014年から2020年までに全国で発生した交通事故のデータを分析。75歳以上の運転免許更新者のうち、更新後3年間に車両相互事故に遭った運転者を対象に調査を行った。

分析の結果、認知機能の程度にかかわらず、男女ともに第1当事者(過失の重い方)より第2当事者の方が同乗者を伴っているケースが多いことが判明した。一方、事故の発生に寄与しうる要因(年齢、過去の事故経験、事故時の時間帯・天候・場所)には大きな違いは見られなかった。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. トヨタの新型EV『アーバンクルーザー』をくまなくチェック!…詳細画像記事ベスト5 2025年上期
  2. 車内が即ネット空間に! 新型USB型Wi-Fiルーターがドライブを変える[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. ついに「パジェロ」の名前が日本復活!? 三菱の新型SUV、デザイン&スペックを大予想!
  4. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  5. 六連星の意味を探る! 航空機のDNAが息づくスバルのデザイン
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る