スバルが新型SUV『トレイルシーカー』発表、ソルテラより大きいEV…ニューヨークモーターショー2025

スバル・トレイルシーカー
スバル・トレイルシーカー全 4 枚

スバルオブアメリカは16日、米国で開幕した「ニューヨークモーターショー2025」において、新型EVでSUVの『トレイルシーカー』を発表した。

トレイルシーカーは、スバルの伝統的なシンメトリカルAWDシステムと高評価の安全機能を継承しつつ、新しい電気駆動システムを採用している。車名は、8.3インチの最低地上高や優れた走破性、実用的な乗員・荷室スペースを持つSUVの特性を強調したものだという。

スバル・トレイルシーカースバル・トレイルシーカー

動力性能面では、前後アクスルに配置された2つの電気モーターにより約375hpを発生し、最大3500ポンドの牽引能力を持つ。また、X-MODEデュアルモードシステム、グリップコントロール、下り坂アシストコントロールを装備し、オンロード・オフロードを問わず冒険に対応できる。

74.7kWhのリチウムイオン高容量バッテリーを搭載し、1回の充電で418km以上の航続距離を実現。バッテリー予熱システムにより、暑い環境や寒い環境でも急速充電に対応できる。

サイズは、スバルのEV『ソルテラ』と比べて全長が6インチ(約15cm)以上、全高が約1インチ(約2.5cm)増加し、後部の荷室スペースが拡大された。また、6つ星の発光ロゴや新デザインのヘッドランプ、フロントバンパー、20インチと18インチの新デザインホイールを採用している。

スバル・トレイルシーカースバル・トレイルシーカー

内装では、スバル史上最大となる14インチタッチスクリーンを中心に、開放的な室内空間を演出。ダッシュボードのメタリック仕上げが水平基調を強調し、幅広いセンターコンソールが設けられている。

テクノロジー面では、ワイヤレスApple CarPlayとAndroid Auto対応の14インチマルチメディア画面を標準装備。また、アイサイトの運転支援技術スイートを搭載し、衝突前ブレーキや前方交差点警報、死角モニター、車線逸脱警報などの機能を備えている。

《森脇稔》

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