アウディは、中国で4月23日に開幕する「上海モーターショー2025」において、新ブランド「AUDI」から初の量産モデルとなるAUDI『E5 スポーツバック』を初公開すると発表した。
中国市場は電動モビリティへの移行を先導している。2025年の上海モーターショーで、アウディはこのトレンドの最前線に立つための製品を展示する予定だ。アウディは内燃エンジン車両市場での強固な地位を基に、電動化への取り組みを強化する。
昨年のコンセプトカー発表に続き、新ブランド「AUDI」は上海で初の量産モデルのAUDI E5 スポーツバックを初公開する。このモデルは完全電動駆動を示す「E」と、ミッドサイズセグメントを示す「5」、そしてアウディの特徴的なクーペデザイン「スポーツバック」を組み合わせたもの。中国の新世代顧客に向けたこのモデルは、2025年夏の終わりに市場投入が予定されている。

さらに、アウディは『A6L e-tron』、『A5L』、『A5L スポーツバック』、『Q5L』も発表する。A6L e-tronは長春の新しいアウディFAW NEVカンパニーの生産拠点で製造される予定だ。
アウディはFAW(第一汽車)およびSAIC(上海汽車)との共同ブースで19モデルを展示する。ブースでは電動化、パフォーマンス、デザイン、技術に関する没入型の体験を提供し、訪問者をソーシャルメディアでの共有に誘う。中国市場向けにカスタマイズされた次世代のインテリジェントコックピットも展示する予定だ。