アウディの量産内燃エンジン車で最高の空力性能、『A6セダン』新型を発表

アウディ A6セダン 新型
アウディ A6セダン 新型全 12 枚

アウディは『A6セダン』の新型を欧州で発表した。『A6アバント』新型に続いて、新型「A6」ファミリー第2のモデルになる。

アウディ A6セダン 新型

新型A6セダンは、デザインと空力性能において新たな基準を打ち立て、プレミアムフルサイズクラスにおけるイノベーションと快適性を細部にわたって具現化したとしている。

最も注目すべき点は、抗力係数0.23という優れた空力性能だ。これはアウディの量産内燃エンジン車として過去最高の数値であり、燃費向上に大きく貢献する。

パワートレインには、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンが用意され、いずれもMHEVプラス(マイルドハイブリッド)技術を採用している。この技術により、性能向上と燃費改善を同時に実現した。

具体的なエンジンラインナップとしては、150kW(204ps)の2.0リットルTDI 4気筒ディーゼルエンジンと、270kW(367ps)の3.0リットルTFSI 6気筒ガソリンエンジンが搭載される。MHEVプラス技術により、最大230Nmのトルクと18kW(24ps)の出力が追加され、発進時や追い越し時のパフォーマンスが向上する。

走行性能面では、アダプティブエアサスペンションと四輪操舵システムを組み合わせることで、快適性と俊敏性を高次元で両立させている。これにより、日常使用から長距離ドライブまで幅広いシーンで優れた走行性能を発揮する。

デザイン面では、スリムなヘッドライトと大型のシングルフレームグリルが特徴的なフロントエンド、流線型のボディライン、連続的なリアライトストリップなど、エレガントでスポーティな外観を実現している。

さらに、室内の静粛性も前モデルから30%改善された。窓や扉のシール性能向上、タイヤノイズ吸収材の採用、エンジンマウントの最適化などにより、より快適な走行環境を追求している。

《森脇稔》

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