欧州自工会、充電インフラ整備を要請…ゼロエミッション大型トラック普及に向け

欧州自動車工業会(ACEA)とユーレクトリックのロゴ
欧州自動車工業会(ACEA)とユーレクトリックのロゴ全 1 枚

欧州自動車工業会(ACEA)とユーレクトリックが、欧州のカーボンニュートラル輸送への移行加速に伴い、大型車(HDV)用充電インフラのための電力網整備を優先するよう政策立案者に緊急要請した。

欧州ではCO2削減目標により、2030年までに新規登録の最大3分の1をゼロエミッション車(ZEV)とする必要がある。しかし、TEN-T回廊や主要な都市・デポ地域における大型車向け充電インフラの展開は、電力網の制約や長期にわたる許可手続き、規制上のボトルネックにより遅れている。

ACEAとユーレクトリックは共同文書で、配電系統運用者(DSO)の重要な役割を強調し、電力網投資への予測的・需要志向のアプローチを求めている。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  2. さらなる人馬一体へ!NDロードスター用「リビルトエンジン」発売、価格は65万7800円
  3. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
  4. メルセデスベンツ『Gクラス』、オープン「カブリオレ」復活へ
  5. マツダの新型SUV『EZ-60』すでに4万台の予約殺到! SNSでは「マツダ復権か??」「日本でも売るべき」など話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る