ジープのPHEV 2車種でリコール バッテリーから火災のおそれ

ジープ・ラングラー・アンリミテッド・ルビコン4xe 
ジープ・ラングラー・アンリミテッド・ルビコン4xe 全 3 枚

ステランティスジャパンは4月16日、ジープのPHEV 2車種の電気装置(駆動バッテリー)について、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。

対象となるのは2022年1月5日から2024年3月22日に輸入された『ラングラー アンリミテッド』と『グランド チェロキー』の、いずれもプラグインハッブリッド「4xe」仕様の計973台。

駆動バッテリーのバッテリーセルにおいて、電極シートとセパレーターの組み立て工程が不適切なため、電極シートが部分的に変形しているものがある。そのため、電極シートの変形部分がセパレーターを傷つけることにより、バッテリーセルの内部短絡が発生し、駆動バッテリーが過熱し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

改善措置として、全車両、駆動バッテリーコントロールモジュールの制御プログラムを更新し、自己診断機能を備えた対策プログラムをインストールする。対策プログラムにより駆動バッテリーの異常が確認された場合は、駆動バッテリーを良品に交換する。

不具合、事故ともに発生していない。

《大矢根洋》

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