中国の東風汽車の「東風風神」ブランドは、プラグインハイブリッドSUV『L7』の2025年モデルを発売した。新モデルはEV走行距離205kmを達成し、10万元(約195万円)クラスのSUVとしては業界唯一の航続達成となった。
価格は8.99万元(約175万円)からで、充実した購入特典とともに10万元クラスの新エネルギー車市場に強く参入する。
東風風神L7の2025年モデルは、中国自動車技術研究センターによる実走テストにおいて、公称値205kmを大きく上回る354.5kmの純電走行を記録。また、ハイブリッドモードでは2239.6kmの走行を達成し、高い実力を証明した。
東風風神L7は大容量バッテリーと低燃費、強力な動力性能が特徴。30.3kWhのバッテリーと55Lの小型燃料タンクを組み合わせ、最小の燃料タンクで最大の走行距離を実現している。
車載システムには、高性能な音声対話機能や14.6インチの高精細ディスプレイ、28項目の運転支援機能などを搭載。1200MPaの高強度バッテリー防護や、陸海空の極限テストをクリアした安全性能も特徴だ。