佐賀大学とJVCケンウッドは、次世代の高周波パワー半導体として注目されるダイヤモンド半導体の社会実装に向けた共同研究を開始すると発表した。ダイヤモンド半導体は、現在広く使用されているシリコン半導体と比較して約5倍のバンドギャップエネルギーを持つ。実用化されれば、約5万倍の高出力電力・高効率のパワー半導体となる可能性がある。次世代EV、マイクロ波帯やミリ波帯の高性能通信機器、量子コンピュータなどへの活用が期待されている。