ハーレーダビッドソンジャパンは4月16日、『CVOストリートグライド』と『CVOロードグライド』の電気装置(ボルテージレギュレターハーネス)について、エンジンが走行中に停止するおそれがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
対象となるのは2023年5月19日~10月6日に製造された2車種の計390台。
ボルテージレギュレターにおいて、ハーネスの取り回しが不適切なため、ハーネスがクランクケース前端に接触しているものがある。そのため、ハーネスの被覆が剥がれ、短絡することでメインヒューズが切れ、エンジンが走行中に停止するおそれがある。ボルテージレギュレターとは、発電した電圧を一定に制御する装置をいう。
改善措置として全車両、全車両、レギュレターハーネスを確認し、取り回しが不適切な場合は正しく組 付け、配線に損傷があった場合は新品に交換して正しく組付ける。
不具合の発生件数は0件、事故は起きていない