英Wayve、日本に研究開発拠点を設立…自動運転AI技術の進化加速へ

東京都内で自動運転車をテストする英国のAI企業Wayve
東京都内で自動運転車をテストする英国のAI企業Wayve全 3 枚

英国のAI企業Wayveが、日本の横浜に研究開発センターを開設した。日本の自動車メーカーとの連携を強化し、AI搭載の自動運転ソフトウェア開発を加速させることが目的だ。

Wayveは、次世代の運転支援および自動運転技術を開発する企業として知られている。同社の特徴は、従来の手法とは異なり、経験と走行データから学習する「エンボディッドAI」と呼ばれる技術を採用していることだ。この手法により、高精度な地図や高価なセンサーに依存せず、市場や車種を超えて迅速に適応できるシステムの開発を目指している。

日本進出の背景には、日産自動車との協業計画の発表があり、他の国際的な自動車グループとの交渉も進行中だという。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. スバル『REX』、初の1.0Lターボエンジン搭載…新登場の4WDモデルは218万7900円から
  4. 日産ブースはマンガ文化に着想、主役は『エルグランド』新型…ジャパンモビリティショー2025
  5. レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る