アウディは、「上海モーターショー2025」において、SUV『Q5』新型の中国専用ロングホイールベースモデル『Q5L』を発表した。
新たに登場したアウディQ5Lは、プレミアムプラットフォームコンバスション(PPC)をベースとした3番目の新モデルだ。Q5Lは通常モデルよりもホイールベースが125mm長く設計されており、室内空間が大幅に拡大されている。エンジンには48Vマイルドハイブリッド技術が採用され、力強いシルエットに相応しいパフォーマンスを実現している。
アウディは、プレミアムプラットフォームエレクトリック(PPE)、PPC、アドバンスドデジタイズドプラットフォーム(ADP)の3つのプラットフォームを基に、中国市場向けの次世代コネクテッドカーを開発している。これらの新モデルは、アウディのDNAを継承しつつ、現地ユーザーのニーズに合わせた機能を搭載している。

特筆すべき点として、高度な運転支援技術の搭載が挙げられる。これにより、快適性と安全性が向上し、より快適なドライビング体験を提供する。また、次世代コックピットには最新のユーザーエクスペリエンスと接続性を備えたアウディMMIパノラマディスプレイと助手席ディスプレイが搭載され、完全にカスタマイズされたデジタル体験を実現している。
アウディのゲルノット・デルナーCEOは、「上海モーターショー2025で発表した新しい電気自動車と内燃エンジン車のモデルにより、中国の成長する電動車市場と内燃エンジン車市場の両方で積極的に展開していく」とコメントしている。
