ごみ収集車からタイガース流のコーチング?…尼崎市で新たな環境保全の取り組み

ごみ収集車
ごみ収集車全 1 枚

兵庫県尼崎市は4月23日から、市内全域のごみ収集車から阪神タイガースファーム(タイガース2軍)監督の平田勝男氏による環境啓発メッセージの放送を開始した。

平田監督は、若手育成への情熱あふれる姿勢で知られる指導者だ。放送では、「赤とんぼ」のオルゴールとともに、平田監督の声でごみの減量やリサイクルに関する啓発メッセージが流れる。

内容には「尼崎市では資源物を持ち去ることが条例で禁止されています」など、ごみの処分、アプリを用いた分別などを伝える4つのバリエーションが用意されている。

この取り組みは、阪神タイガースファーム施設が小田南公園からゼロカーボンベースボールパークに移転したことをきっかけに実現している。

また、尼崎市業務課の神田達也所属長は「阪神タイガースファーム監督の声を活用することで、市民の皆様により親しみやすく環境啓発のメッセージを届けられると考えています」とコメントしている。


啓発音声の内容

(1)阪神タイガース、ファーム監督の平田です。尼崎市では資源物を持ち去ることが条例で禁止されています。みんなでルールとマナーを守って尼崎を住みやすいまちにしましょう。

(2)阪神タイガース、ファーム監督の平田です。尼崎市ではお菓子の空き箱やハガキのような小さな紙もリサイクルしています。みんなで協力して資源を有効活用しましょう。

(3)阪神タイガース、ファーム監督の平田です。燃やすごみの中には、まだ食べることのできるもったいない食品が入っています。みんなで食べ物を大切にし、食品ロスのないまちにしましょう。

(4)阪神タイガース、ファーム監督の平田です。市民のみなさん、ごみの分別は出来ていますか。ごみの分別方法がわからない時は、ごみ分別アプリをご利用ください。みんなでルールを守って尼崎を住みやすいまちにしましょう。

《大矢根洋》

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