「平和島自動運転協議会」発足…ソニー・ホンダモビリティやチューリングなど参画

物流ビルA棟(左側)と物流ビルB棟(右側)を核とした TRC
物流ビルA棟(左側)と物流ビルB棟(右側)を核とした TRC全 8 枚

自動運転技術の発展と物流業界の社会課題解決を目指す新たな取り組みが始まった。5月22日、東京流通センターを拠点とする「平和島自動運転協議会」が発足する。

この協議会には、自動運転開発企業3社(Turing、Applied Intuition、ソニー・ホンダモビリティ)に加え、日本政策投資銀行(DBJ)が会員として参画。日本経済研究所(JERI)が事務局を担当し、東京流通センター(TRC)が施設運営を担う。

協議会の活動拠点となるのは、TRC構内(東京都大田区)に設置される「HeAD Light Field」だ。品川駅から5km圏内にありながら15万平方メートルの敷地を有するこの施設では、自動運転技術に関する実証実験やデータ収集が行なわれる。

本協議会におけるTRC構内の名称を「HeAD Light Field」と名付けた。“Heiwajima Autonomous Driving”の各単語の頭文字を取って「HeAD」、車のヘッドライト、自動運転の未来を照らし出す“灯台”、社会課題を解決して人々の負担を軽く(ライトに)する」という意味を込めた「Light」、そして場所や空間を意味する「Field」を組み合わせたという。


《高木啓》

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