EVになっても「通勤快速」は健在!? スズキ『eアドレス』の電費や航続距離、スペック情報が明らかに

スズキ eアドレス(e-Adress)
スズキ eアドレス(e-Adress)全 14 枚

スズキが1月に世界初公開した電動スクーター『eアクセス』。日本では125ccスクーターの代名詞とも言える「アドレス」の名を受け継ぎ『eアドレス』として投入されることになりそうだ。スズキグローバルの公式Youtubeでは、eアドレスの装備や特徴を動画で公開。そこから見えてきたeアドレスの姿を紹介しよう。

スズキ『eアドレス』の詳細

「滑らかで静粛性の高いパワートレイン」「便利で実用性の高い装備」「タイムレスなスタイリングデザイン」の3つを特徴とするeアドレス/eアクセス。

スズキ eアドレス(e-Adress)スズキ eアドレス(e-Adress)

パワートレインについては、信頼性と安心感のあるリン酸鉄系のリチウムイオンバッテリーを採用、年月を経ても劣化しにくいことをメリットとして挙げている。二輪車で培ってきた「走る、曲がる、止まる」といった基本性能を追求した作りこみや高負荷なテストによる品質の高さによって、スズキの従来の二輪車と同様にライダーの意思に忠実な走行フィーリングを提供するとし、BEVならではの静かで滑らかな乗り心地と加速を実現する。

ドライブモードは「SDMS-e」セレクターによってライダーの好みに合わせてグリーン(エコ)、グレー(回生ブレーキ)、ブルー(ノーマル)の3つを切り替えることができる。エコでは最高速度が55km/hに制限(通常は71km/h)され、回生力がアップ。電力を回収しながらより航続を伸ばす走りができそうだ。

スズキ eアドレス(e-Adress)スズキ eアドレス(e-Adress)

動画では電費性能も明らかになっており、電費は43Wh/km、航続距離は87km(WMTC クラス1)としており、エンジン車のアドレス同様「通勤快速」としての活躍が期待できる。動画では2人乗りでも余裕の加速を見せている。

BEVならではの特徴が「リバースモード」の搭載だ。ボタンで切り替えることで、シートに跨りながらバック走行が可能。これにより狭い場所での駐車や切り返しもストレスなくおこなうことができる。

スズキ eアドレス(e-Adress)スズキ eアドレス(e-Adress)

新開発の軽量で高剛性なフレームにより、扱いやすく、優れた操安性能を発揮。バッテリーを含めたEVパワートレインを収納しながらも、17リットルのシート下収納を実現。充電はフロント右側のコンソールにあるソケットに、ポータブルチャージャーを接続しておこなう。

機能面では4.2インチフルカラーディスプレイの装備が目玉だ。これにより速度や充電残量、モード切り替えも一目でわかる。自動でナイトモードに照明を切り替えてくれるのもポイントだ。「スズキライドコネクト-E アプリ」を介してスマートフォン連携も可能とし、遠隔でもバッテリー残量のチェックや、駐車位置の確認もおこなうことができる。またメール受信のチェックや、矢印表示でナビをおこなう「ターンバイターンナビゲーション」も搭載する。キーレスエントリーやUSB電源も完備する。

スズキ eアドレス(e-Adress)スズキ eアドレス(e-Adress)

現行のエンジン版アドレスと比べると直線基調のスッキリとしたデザインが特徴だ。これは「タイムレスなスタイリングデザイン」を実現したもので、フロント中央に垂直に伸びるLEDポジションライトやスタイリッシュな切削光輝ホイールにより独自性のある外観に仕上げている。全長は1880mmで、現行より55mm長い。ホイールベースは1305mmだ。またシート高は765mmと、現行より5mm低くなっているのもポイントで、より扱いやすさが期待できる。

当初は薄いベージュ(パールグレイスホワイト)のカラーが公開されていたが、新たにライトグリーン(パールジェイドグリーン)と、ブラック×レッド(メタリックマットブラックNo2/メタリックボルドーレッド)のツートーンも登場。特にブラック×レッドは、これまでのスズキ車にはあまりないパターンのカラーリングで、若者世代にもアピールするモデルとなりそうだ。

スズキ eアドレス(e-Adress)スズキ eアドレス(e-Adress)

そんなeアドレス/eアクセス、3月よりすでに生産を開始し、4月にインド市場へ投入された後、グローバルに展開される。日本への展開時期については未発表だが、そう遠くないと見てよいだろう。

《レスポンス編集部》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『NX』改良でデザイン刷新! 新世代ハイブリッド搭載で走行性能もアップ 2026年末以降発売
  2. トヨタ『プリウス』の車名が消える? “ハイブリッドの象徴”が迎えた転換期
  3. ブラバス創業者の名を付した『BODO』に「カブリオレ」、1000馬力V12ツインターボ搭載…最高速360km/h
  4. ポルシェ『マカン』新型、新「アドバンスドパッケージ」欧州設定…最大45%割安で人気オプションをセット
  5. マツダ『CX-3』存続が確定! 12年ぶり刷新へ、2027年登場の次期型デザインを大予想
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  5. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
ランキングをもっと見る