アストンマーティンのSUVがさらにパワーアップ!新型『DBX S』は727psへ、軽量化で走りが進化

アストンマーティンDBX S
アストンマーティンDBX S全 16 枚

アストンマーティンは4月30日、フラッグシップSUV『DBX』の高性能バージョン『DBX S』を発表した。新型DBX Sは、エンジン出力の向上と車体の軽量化により、さらなる高性能化を実現している。

アストンマーティン DBX S

DBX Sの心臓部には、4.0リットルツインターボV8エンジンのアップグレード版が搭載されている。出力は従来モデルから20ps増の727psに達し、0-100km/h加速は3.3秒と0.3秒短縮された。最高速度は193mph(約310km/h)を誇る。

パフォーマンス向上に加え、車両の軽量化にも注力している。新たにオプション設定されたカーボンファイバー製ルーフは、従来比18kg軽量化を実現。これにより車両の重心が下がり、安定性と俊敏性が向上した。

ステアリングレシオは24%向上し、最小回転半径も約50cm縮小して12mとなった。これにより、都市部での取り回しが向上している。またサスペンションも改良され、ボディコントロールが向上し、乗り心地と安定性が改善されている。

外観では、リアデザインが大きく変更された。新しい縦型クアッドエキゾーストが特徴的で、V8エンジンの力強いサウンドを響かせる。フロントグリルもピュアブラックの「vaned」デザインに変更され、存在感を放っている。

インテリアでは、標準シートにヘリンボーン模様が採用された。アルカンターラやセミアニリンレザーを使用し、高級感と軽量感を両立させている。

《森脇稔》

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