英国自動車生産6.3%減、米国関税に直面し不確実性高まる…2025年第1四半期

ステランティスの英国工場
ステランティスの英国工場全 1 枚

英国自動車製造業協会(SMMT)は、2025年第1四半期(1~3月)の英国自動車生産(乗用車と商用車)の結果を発表した。総生産台数は25万5283台。前年同期比は6.3%減だった。

一方で、乗用車の輸出は4.4%増加している。商用車部門では、生産が27.1%減、輸出が50.3%減と大幅な落ち込みを見せた。

これらの数字は、米国による新たな関税発表前の需要を反映したものだ。自動車メーカーは、米国需要の弱体化や他市場へのその波及効果、さらにはサプライチェーンへの影響を懸念し、第2四半期に向けて大きな不確実性に直面している。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  2. 三菱『デリカD:5』18年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
  3. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
  4. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  5. 日産、NISMO特別モデルと フェアレディZ 改良新型を発表へ…東京オートサロン2026
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る