ロシアの自動車メーカー「アフトトル」、2車種の新型コンパクトEVを生産へ

ロシアのアフトトルの新ブランド「EONYX」
ロシアのアフトトルの新ブランド「EONYX」全 1 枚

ロシアの自動車メーカーのアフトトルは、2025年内に2種類の新型コンパクト電気自動車(EV)の生産を開始すると発表した。これらの車両は新ブランド「EONYX」として販売される予定だ。

アフトトルによると、現在これらのEVの試作品が製造されており、ロシア市場のニーズに合わせた技術開発や設計の最適化が進められている。両モデルはL7カテゴリーに分類され、都市部での使用や配送サービス、工業地帯、空港などでの利用を想定しているという。

新型EVの生産は、カリーニングラード州に新設される工場で行われる。この工場は年間最大5万台の生産能力を持ち、AGVプラットフォームを基盤とした自動化生産ラインや、車体溶接・塗装の自動化ラインなど、最新の製造技術を導入する予定だ。

アフトトルは同時に、独自開発の技術プラットフォームを用いた「AMBERAVTO A1」というEVモデルの開発も進めている。このモデルも2025年にパイロット生産が開始される見込みだ。

これらのプロジェクトは、ロシア政府が掲げる2030年までのEV開発・普及戦略の一環として位置付けられている。アフトトルは、ロシア産業商務省およびカリーニングラード州政府との間で締結した特別投資契約に基づき、70億ルーブルを超える投資を行う予定だ。

この大規模投資により、アフトトルは国産化率の向上と競争力のある製品の開発を目指している。同社の取り組みは、ロシアの自動車産業の発展と環境に配慮した交通手段の普及に大きく貢献すると期待されている。

《森脇稔》

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