トップページには日本GPとサファリラリーを制した「R-382」と『ブルーバード』の雄姿。加えて『スカイライン2000GTR』も。日産が輝いていた1969年のパンフレットから、当時の日産車をご覧いただこう。
●フェアレディZ

まさにこの年の11月登場の初代『フェアレディZ』。“日本を代表する第一級のパーソナルカー”などと記され、4バルブ・3キャブレター・ツインカムの432が大きく載っている。
●プリンスロイヤル/プレジデント

『プリンスロイヤル』は日産との合併前のプリンス自動車が開発した国産初の御料車。V型8気筒6400ccの表記がある。『プレジデント』は1967年登場のフラッグシップで、このモデルが初代。V8の4000cc(直6・3リットルも設定)を搭載した。
●セドリック

1965年10月登場の2代目『セドリック』。写真はこの年に登場した後期型だが、“パワーステヤリングパワーウインドーなどのゼイタクな機構”などと記されている。
●グロリア

『グロリア』としては3代目がこのモデル。6気筒エンジンは当初のプリンス製から終盤には日産のL20になった。
●ローレル

日本初の1.8リットルエンジンを搭載した元祖ハイオーナーカーがこの『ローレル』。1968年の登場で、追ってハードトップが加えられた。
●スカイライン

プリンスの名が外れた最初の『スカイライン』。2000GTは最高級スポーティサルーンの位置づけだった。パンフレットには“人気のサーフィンライン!”の記述も。
●ブルーバード

“510”の型式でお馴染みとなった3代目『ブルーバード』。登場は1967年8月で、クーペはその翌年に登場。SSSのグレード名が懐かしい。
●サニー

1リッタークラスの大衆車として1966年4月に登場した『サニー』。2ドアセダンからスタートし、4ドアセダン、さらに1968年にはスタイリッシュなクーペが加わった。
