シトロエンの超小型EV『アミ』がマイチェン、表情豊かな新デザインに

シトロエン・アミ 改良新型
シトロエン・アミ 改良新型全 5 枚

シトロエンは5月6日、シティコミューターEV『アミ』の改良新型の注文受付を欧州で開始する。改良新型アミは、75kmの電動走行距離を持ち、標準的な家庭用コンセントから4時間で充電可能な小型電気自動車だ。

発売から5年間で成功を収めた基本コンセプトはそのままに、より表情豊かなデザインへと進化した。新色「ナイトセピア」に加え、「スパイシー」「アイシー」「ミンティ」という3つの新しいカラーパックが用意され、ユーザーの好みに合わせたカスタマイズが可能となっている。

シトロエン・アミ 改良新型シトロエン・アミ 改良新型

アミは発売から5年で18の市場に展開され、すでに7万5000台が販売されるなど、欧州の電気マイクロモビリティ市場でリーダーの地位を確立している。手頃な価格と革新性を兼ね備え、二輪車やスクーターよりも安全で快適な移動手段として、また公共交通機関が十分でない地域での移動手段として支持を集めている。

全長わずか2.41mとコンパクトで、小回りの良さも特徴だ。一部の国では14歳から免許なしで運転でき、最高速度は45km/hに制限されている。日常の移動に十分な75kmの航続距離を持ち、標準的な220Vコンセントから4時間で充電できる。

シトロエン・アミ 改良新型シトロエン・アミ 改良新型

改良新型アミは、サイズは従来モデルと同じながら、フロントとリアのデザインが一新され、より力強い個性を獲得した。フロントのヘッドライトはフロントガラスの下部に配置され、黒い装飾で囲まれることで、より表情豊かな外観となっている。また、ブランドの新しいロゴを「ルージュ・アンドレ」の色調で配置した新しいカプセル形状が採用されている。

カスタマイズオプションとして、「スパイシー」「アイシー」「ミンティ」の3つのカラーパックが用意されている。これらのパックには、カラーホイールトリム、ドアシルカプセルとリアクォーターウィンドウ用のステッカーセットなどの外装デザイン要素に加え、収納ボックスやスマートフォンホルダーなどの快適性と利便性を高める内装アイテムも含まれている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. トヨタ、愛知県豊田市に新車両工場を建設へ…2030年代初頭稼働めざす
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 日産『エクストレイル e-POWER』、338馬力デュアルモーターの「e-4ORCE」をインドネシア投入
  5. まさに水上のスポーツカー!ブラバスの「電動ジェットボード」登場、世界77台限定で340万円
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る