コハクジャパンは、電動バイクブランド「サーロン」の3機種を、2025年に導入すると発表した。大幅にアップグレードされた『ライトビー』と『ウルトラビー』、さらにブランド初のユースモデル『ハイパービー』が日本市場に投入される。
サーロンは欧州・北米を中心に大きな市場を獲得し、電動オフロードバイク分野では世界トップシェアを誇るブランド。2024年にはブランド誕生10周年を迎え、年間販売台数は4万台を突破している。
2025年モデルのライトビーは、既存モデルから大幅にパワーアップ。モーターは最大6kWから8kWへと強化され、最大トルクは266Nmを発揮する。新開発のFOCスマートコントローラーと60V40Ahのリチウムイオンバッテリー(IP67防水防塵)を搭載し、性能と耐久性が向上している。競技用の「ライトビーX」と原付二種版の「ライトビーL」を設定。
ウルトラビーは最高出力21kW(ターボモード時)、最大トルク440Nmという圧倒的なパワーを誇る。74V60Ahのバッテリーを搭載し、10万km以上の耐久テストをクリア。フロントフォークにはゴールドチューブを採用し、リアサスペンションにはINTERSECT TRマルチリンクシステムを搭載するなど、高性能パーツを惜しみなく採用している。競技用の「ウルトラビーX」、軽二輪登録の「ウルトラビーT」、原付二種版の「ウルトラビーR」を設定。

ブランド初のユースモデルとなるハイパービーは、最高出力5kW、最大トルク159Nmで、車両重量わずか39kgという軽量設計が特徴。50.4V 25Ahのリチウムイオンバッテリーを搭載し、4.5時間で満充電が可能。シート高は630~710mmで調整可能なオプションも用意されている。こちらは競技用のみ。
価格はいずれも未発表。参考価格として、現行ライトビーは68万2000円で販売されている。