BMWの工場間輸送にMANの電気トラック、年間3000トンのCO2削減へ

MANの電気トラック『eTGX』が、BMWグループのライプツィヒ工場とレーゲンスブルク工場間の工場間輸送で試験走行
MANの電気トラック『eTGX』が、BMWグループのライプツィヒ工場とレーゲンスブルク工場間の工場間輸送で試験走行全 4 枚

MANトラックとBMWグループ、そして物流会社エルフラインが共同で、エルフラインが運用するMANの電気トラック『eTGX』によるBMWグループのライプツィヒ工場とレーゲンスブルク工場間の工場間輸送で試験走行を行ったと発表した。

片道約360kmの距離を問題なく走破し、実際のテスト走行中のMANのeTGXの平均エネルギー消費量は100kmあたりわずか75kWhだったという。

現在、レーゲンスブルクとライプツィヒのBMW工場間の輸送ルートでは、エルフラインが1日25往復、ディーゼルとバイオLNGトラックで運行している。この1日50回の個別走行を完全に電動化すれば、年間最大3000トンのCO2を削減できる計算だ。この試算は、1ルート(360km)あたり251kgのCO2削減量に基づき、1日50回の走行と週5日の稼働時間に換算したもので、バイオLNGの使用は考慮されていない。


《森脇稔》

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