中国の自動車メーカーの長安汽車(ChangAn Automobile)は、タイのラヨーンにおいて初の海外NEV(新エネルギー車)製造拠点での生産を開始した。
右ハンドル仕様のDEEPAL『S05』がラインオフ。通算2859万台目の車両の完成と同時に行われた今回の生産開始は、同社の製品輸出から本格的な産業のグローバル化への歴史的な転換点となる。
タイの首相であるPaetongtarn Shinawatra氏は、記者会見に先立ちChangAnの会長であるZhu Huarong氏と会談し、同社の現地化された事業運営およびタイ国内における産業チェーン全体の構築に対する支持を表明した。また、このイベントは中国とタイの国交樹立50周年という節目の年に開催され、重要なマイルストーンとなったとしている。