ジャガー・ランドローバー・ジャパンは5月13日、ジャガーとランドローバーの2車種について、エンジンが始動しない恐れがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
対象となるのは2020年11月~24年11月に製造されたジャガー『F-PACE PHEV』、ランドローバー『レンジローバーイヴォーク PHEV』、ランドローバー『ディスカバリースポーツ PHEV』の合計3車種612台。
駆動用モーターを制御するコントロールモジュールにおいて、プログラムが不適切だった為、スリープモードに移行できないことがある。そのため、他の連携モジュールとの通信が未完了と判断され、エンジンの始動ができない恐れがあるという。
これに対しジャガー・ランドローバー・ジャパンは、対象車両の使用者へダイレクトメール等で通知の上、全車両の当該コントロールモジュールを対策プログラムへと書き換える。
これまでにこの件に係る不具合や事故は報告されていない。