トヨタ、東京・品川に新本社着工…モビリティカンパニーへの変革拠点が2029年開業へ

トヨタ自動車の「新東京本社」の完成イメージ
トヨタ自動車の「新東京本社」の完成イメージ全 3 枚

トヨタ自動車は、京浜急行電鉄と共に推進する「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」を5月31日に着工すると発表した。日本屈指の交通拠点である品川駅前に位置する計画建物に、2029年度に「新東京本社」を開業する予定だ。

トヨタは、世界中のすべての人に笑顔や幸せを提供するモビリティカンパニーへのフルモデルチェンジを目指し、「カーボンニュートラル」と「移動価値の拡張」というふたつの大きなテーマに取り組んでいる。新東京本社は、これらの取り組みをリードする重要な拠点のひとつであり、「ヒトが集い、シナジーを生む場」と位置づけ、社内外の多様なパートナーとの協創を加速させていく。

具体的には、ソフトウェアやAIといった知能化などに関わる開発拠点として、モビリティ現物を見て/触りながら開発できる機能や、オープン&フラットなコミュニケーションを可能とするレイアウトにより、エンジニアファーストな環境を整備する。加えて、チャレンジを促進しつつ心身ともに健康に働ける空間づくりに向け、福利厚生面の充実をはかるとともに、植物と共生しながら働けるGenki空間の実装なども検討している。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  2. スバル初の小型クロスオーバーEV『アンチャーテッド』正式発表、2026年発売へ
  3. 大成建設、高速走行中の給電に成功、EV向け「無線給電道路」の実証実験で[新聞ウォッチ]
  4. ダムドから『ジムニーノマド』用のボディキットが3種登場!『ジムニーシエラ』用の新作「サウダージ」も注目
  5. 車内すっきり! ワンタッチでCarPlayがワイヤレスに、「OTTOCAST MINI」発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る