UWB技術活用の車内子ども置き去り検知システム、中国企業が量産開始

JOYNEXTがUWB技術を活用した子ども置き去り検知システム(CPD)の量産を開始
JOYNEXTがUWB技術を活用した子ども置き去り検知システム(CPD)の量産を開始全 1 枚

中国の自動車技術企業JOYNEXTは、UWB(Ultra Wide Band)技術を活用した子ども置き去り検知システム(CPD)の量産を開始したと発表した。

この製品は中国初のUWB技術によるCPD量産品で、有名な日系合弁ブランドの車種に搭載される。

同システムは、C-NCAP(中国新車評価プログラム)が規定するCPDの直接検出要件を満たしている。UWB技術の特徴である高精度、強力な耐干渉性、高い浸透性により、毛布で覆われていたり足元の死角にあったりしても正確な検知が可能だ。他の物体からの干渉を回避し、誤検知を防止できる。

JOYNEXTは戦略的パートナーのUbiTraq Technology社と提携し、完成度の高いUWB-CPDアルゴリズムを採用。車両の前列と後列両方の監視、警告、アクティブ介入などの機能を実現した。統合されたソフトウェアとハードウェアのソリューションにより、製品の複雑さと管理コストを削減し、信頼性を向上させている。


《森脇稔》

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