「これぞBMW」「グリルはこれくらいが…」BMWの新型シューティングブレーク、そのデザインに反響

BMW コンセプト・スピードトップ
BMW コンセプト・スピードトップ全 15 枚

BMWは、イタリアの歴史的な車の祭典「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラデステ2025」において、コンセプトカー『BMW コンセプト・スピードトップ』を発表した。これにSNS上では「めっちゃいい!」「今後もこのデザイン言語でいくなら…」など話題を呼んでいる。

「BMW コンセプト・スピードトップ」は、BMWによるスポーツ・ツーリングの再解釈を示すと紹介され、今後、限定70台の生産が予定されている3ドアシューティングブレークだ。その価格は約8000万円とも伝えられている。

BMW コンセプト・スピードトップBMW コンセプト・スピードトップ

シューティングブレークの優雅さとユニークなプロポーションを融合させたデザインが特徴のスピードトップ。フロントエンドはV字型のシャークノーズデザイン、スリムなフロントライト、イルミネーション付きのキドニーグリルという出で立ち。シルエットは、ボンネットから屋根を通ってリアスポイラーまで続く中央のスパインラインを中心に、低重心、流動的なものとなっている。

また、搭載されるエンジンは、BMWが現在提供する最も強力なV8エンジンと発表された。上位のスポーツ・ツーリングに内燃機関という組み合わせには特別な価値を置いているようだ。

インテリアはダイナミックなエクステリアと連結され、伝統的な上質さと光の反射を用いた新しい色彩を特徴としている。

BMW コンセプト・スピードトップBMW コンセプト・スピードトップ

伝統的なブローグスタイルのディテールで革張りの表面を強調、2トーンのレザーアップホルスタリーが、インテリアのダイナミックな部分と機能的な部分のコントラストを生んでいる。さらに屋根のスパインラインが、2トーンレザーのヘッドライナーに光のビームとして反映されるという趣向となる。

また、トランクも革で覆われるなどデザインの統一がなされている。荷物室は2つのセクションに分かれており、大容量の収納スペースを持つ。

X(旧Twitter)ではこのコンセプトモデルに「かっこええやんけ!」「これぞBMWらしいスタイリング!」といった反響が上がった。

BMW コンセプト・スピードトップBMW コンセプト・スピードトップ

特に注目されたのはフロント部のデザイン。現行モデルの特徴ともいえる大口径のグリルから比べると、小型化していることが分かる。現行のBMWデザインにはファンの間でも賛否両論があるようで「(キドニー・グリルは)これくらいのサイズがカッコいい」といった意見も多かった。

また、このデザインに「今後のモデルもこのデザイン言語でいくなら買いたい」という声も。スピードトップは限定生産モデルということだが、このデザインが今後のBMWモデルにどう繋がっていくか、期待が広がる。

《大矢根洋》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「このご時世でも価格は据え置き!」31万円台で発売の125ccラグジュアリースクーターに熱視線
  2. メルセデスベンツの次世代高級ミニバン、『VLS』と『VLE』として市販化へ
  3. 『ディフェンダー』に2026年モデル、新ヘッドライトと大型タッチスクリーン採用
  4. 8人乗りのフォルクスワーゲン登場! 選択肢広がるミニバン『マルチバン』
  5. 3列シートの「マッスルSUV」米国での人気が加速!2026年は「V8」主力に大刷新
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【調査レポート】ベトナムにおけるモビリティ市場調査~13社(四輪・二輪)の最新動向~
  2. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
  3. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. 三菱『エクリプスクロス』次期型、初のEVを欧州投入へ
  5. トヨタが新型アウトドア系BEV『bZ Woodland』発表、日本では2026年春頃発売へ
ランキングをもっと見る