パームビーチの美しさをオープンカーに凝縮、アストンマーティンの“特注“モデルがすごい

アストンマーティン パームビーチ・エディション DB12 ヴォランテ
アストンマーティン パームビーチ・エディション DB12 ヴォランテ全 14 枚

英国の高級スポーツカーメーカー、アストンマーティンは5月28日、同社のビスポークサービス「Q by アストンマーティン」とアストンマーティン・パームビーチの共同企画による特別仕様車『パームビーチ・エディション DB12ヴォランテ』を発表した。

この特別モデルは、フロリダ州パームビーチの海洋美をテーマにした1台限りの特注車で、同社のオープントップ・スーパーツアラー『DB12ヴォランテ』をベースに製作された。

アストンマーティン パームビーチ・エディション DB12 ヴォランテアストンマーティン パームビーチ・エディション DB12 ヴォランテ

外装には「フロステッドグラスブルー」と呼ばれる特別塗装が施され、トップコートに含まれるガラスフレークが南フロリダの太陽光を受けて独特の輝きを放つ効果を生み出している。この塗装は複雑かつ繊細な性質から、手作業による吹き付けでしか実現できないという。さらに、フロントスプリッター、サイドシル、リアバンパーにはクラブスポーツホワイトのピンストライプが配され、スポーツカーとしての力強いスタンスを強調している。

インテリアでは、パームリーフをモチーフにした独自のデザインが随所に取り入れられている。オーロラブルーとアイボリーのレザーにスパイシーレッドのコントラストステッチを組み合わせ、シートや中央アームレスト、ドアシルパネルにはパームをイメージした刺繍が施されている。

アストンマーティン パームビーチ・エディション DB12 ヴォランテアストンマーティン パームビーチ・エディション DB12 ヴォランテ

また、ダッシュボードにはパームビーチの緯度と経度が刻印され、フロントシート背面には対角線状に配置された木目調パネルとパームビーチの文字が刻まれた金属製インレイが組み込まれている。

アストンマーティン・アメリカ地域担当社長のペドロ・モタ氏は「この特別なDB12ヴォランテは、パームビーチとアストンマーティン双方の控えめな優雅さを完璧に表現しています」とコメントしている。

アストンマーティン パームビーチ・エディション DB12 ヴォランテアストンマーティン パームビーチ・エディション DB12 ヴォランテ

「Q by アストンマーティン」は同社の特注部門として、顧客の要望に応じた細部までのカスタマイズを可能にするサービスを提供している。今回のパームビーチ・エディションはその代表例として、オーナーの個性を反映した自動車芸術品を所有する機会を提供するものだ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 『ジムニーノマド』がレトロモダンに変身! アルパインスタイル・キャルズモーターから人気カスタムキット8月登場
  2. スバル初の小型クロスオーバーEV『アンチャーテッド』正式発表、2026年発売へ
  3. 車内すっきり! ワンタッチでCarPlayがワイヤレスに、「OTTOCAST MINI」発売
  4. 大成建設、高速走行中の給電に成功、EV向け「無線給電道路」の実証実験で[新聞ウォッチ]
  5. 3人乗り電動バイク「e-NEO」、北海道初上陸...100V電源でも充電可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る