AI配車システム活用、無料乗り合い交通の実証実験へ…広島県江田島市で

パブテクアプリを使用しAIオンデマンド型の「助け合い交通」のイメージ
パブテクアプリを使用しAIオンデマンド型の「助け合い交通」のイメージ全 2 枚

地方自治体向けスーパーアプリ「パブテク」やAI行政支援ツールを開発・運営するパブリックテクノロジーズは、6月より広島県江田島市の沖美地区を中心に、アプリで予約可能な「助け合い交通」の実証実験を開始する。

同プロジェクトは「無料の乗り合い交通」として実施され、住民間の相乗りを支援する同社初の取り組みとなる。地域に根付いた相乗り文化をデジタル化でサポートし、高齢者を中心に移動手段の拡充を目指す。

人口減少・高齢化が進む瀬戸内海の島しょ部である江田島市では、島内のマンパワーや人材に限りがあるため、以前から地域課題の解決に向け、市外の企業・人材との連携やデジタル技術の導入に積極的に取り組んできた。

近年は島内の路線バスの便数等も限られていることから、免許返納などにより自動車等の運転ができない移動困難者の移動手段の確保が大きな課題となっている。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. トヨタの21車種55型式・計64万6376台にリコール…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『C-HR+』のスバル版、『アンチャーテッド』発表にゲームファンも反応? その理由は
  3. 【トヨタ カローラクロス 新型試乗】“クラスの水準の上”をいく快適な走りがさらに進化…島崎七生人
  4. スズキ『ジムニー』が40万円以上もアップ リセールバリュー白書2025
  5. 「スズキのレトルトカレー」がSNSで大バズり、「絶対旨いに決まってんじゃん!」どこで買える?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る